医療顧問として吉木敬先生をお迎えしました

このたび当事務所に株式会社ジェネティックラボ最高顧問の吉木敬先生を医療顧問としてお迎えすることになりました。

先生は北大医学部教授在任中の平成１２年９月、国立大学発第１号の産学連携医学系ベンチャー企業として株式会社ジェネティックラボを起業され、ヒト癌の原因・病態・治療感受性・転移・予後を規定する遺伝子群の発現解析、抗癌剤候補リード化合物の評価システムの開発、スーパー核酸による診断薬・治療薬の開発、性感染症を中心とした感染症の遺伝子診断、コンパニオン診断マーカーの開発、製薬企業の治験支援など旺盛な活動をされておられました。

従前から先生には当事務所の医療分野の難問題をご相談させていただいておりましたが、このたび縁あって正式に当事務所の医療顧問としてご指導・助言をいただけることになりました。出来るならば、現に病気で悩まれている方々のセカンドオピニオンの道も開きたいと考えております。

吉木敬先生

北海道大学名誉教授・株式会社ジェネティックラボ最高顧問

略歴

1965年　 　 北海道大学医学部卒業（北大医41期）後、北海道大学医学部大学院博士課程入学

1970年　　　 医学博士の学位取得

1970年～　　 市立札幌病院に中央検査科病理医師として勤務

1971年～　　 米国ニューヨークコーネル大学医学部病理リサーチフェロー兼コーネル大学付属Hospital for Special Surgery研究所免疫病理（Robert C. Mellors教授）客員研究員、講師となる

1974年　　　 帰国後、再び市立札幌病院に勤務

1983年～　　 市立札幌病院中央検査科主任医長となる

1988年～　　　北海道大学医学部病理学第1講座の教授に就任

2000年4月～ 北海道大学大学院医学研究科病態解析学講座・分子病理学分野の教授に就任

2004年4月　 定年退官、北海道大学名誉教授。2004年度北海道科学技術賞受賞