弁護士コラム『ダイジェスト』（弁護士 本池俊夫）

弁護士 本池俊夫

旧年も、たくさんのご相談・ご依頼を頂き、様々な案件を担当させて頂きました。

中でも、かねてから訴訟を追行してきた建築瑕疵や工事瑕疵をめぐる複数の専門的な裁判について、勝訴あるいは勝訴的和解を勝ち取ることができたことは、大変喜ばしい結果であったことはもちろん、長きにわたってご依頼者様が共に訴訟を戦い抜いて頂いたからこその成果でした。

他方で、近年には交通事故事件について、加害者側保険会社や自賠責保険が、「車の修理額が低額である」などの理由から、治療費の支払の一切を拒否する事例が増えているように感じます。

以前より、このような事例について、訴訟により損害賠償を請求するなどしていましたが、旧年には訴訟に至る前に自賠責保険の認定に対して異議を申し立てた結果、自賠責保険が異議を認めて判断を覆したとの成果を得た事例もございました。

本年も、皆様からのご相談について最善の解決を得られるよう、そして一つでも多くのご相談について助力させて頂けるよう邁進して参ります。

弁護士　本池俊夫

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