財産分与について当方の特有財産の主張を認めさせた事例

概要

本件は、当事者間で離婚協議を継続したものの主に財産分与の問題で協議がまとまらず、主に財産分与の点で交渉を行い、早期に和解が成立した事案です。

弁護士からのコメント

ご依頼のきっかけ

当事者双方における離婚協議について、特に財産分与の問題で決裂したため、当事務所に相談（妻側）されるに至りました。

当事務所の活動

本件は財産分与の問題に加え、婚姻期間中の夫の妻に対するモラルハラスメント等が確認される事案でした。
ご依頼者様としては、早期解決を望んでおり、モラルハラスメント等にかかる慰謝料請求については相手方が争ってくることが想定されました。
そこで、当方において、依頼者が婚姻前から有していた特有財産の主張を資料を収集して相手方に示すとともに、モラルハラスメント等にかかる具体的な主張と証拠資料を一部示すなどして慰謝料の趣旨を含めた金額を提示し、交渉を経て、最終的にご依頼者様としても納得できる金額で早期に解決させることができました。

解決のポイント

離婚は精神的にも大きな負担となるところ、詳細な事情を聴取等を行い、相手方にそれらを示すことで早期に金額的にもご依頼者様の満足が得られる解決を行うことができました。